頑張ってますねぇ。
最近発売されたLSは
受注数12000台を突破したそうです。
今注文しても一年後、納車になってるかどうか判らないとの事。
軽くオプションくっつけただけで1000万を越える車が
まるでたまごっちの様に売れてるワケです。
恐るべしレクサス。
んでも、
一般大衆でのレクサスの認知度はどんなもんか?
って言うと、
案外知らない人がいるのです。
まぁ、雑誌の統計云々もそうですが、
ウチのおかん、
知りませんでした。
こないだオレが何気なく
『新しいレクサス凄い売れてるみたいよ。』
と言った所。
『え?もう薄くなってきたの?』
と、オレの頭を凝視する母上。
違うよ。
違うよオカアタマ。
ヘアトニック違う、
サクセスじゃないよ、
レクサスだよ。
そしてオレの頭はまだフサフサだよ。
と、そんな事例があるので、
知らない人の為に少しだけレクサスについて説明しましょう。
レクサスは
もともと、トヨタが北米で立ち上げたブランドでございます。
プレミアムなイメージを持ってもらおう。
とのコンセプトの元
トヨタ車の中でも値が張る車種をレクサス~と、
差別化して売出したわけです。
ハイ。
それを今度はトヨタ→レクサスと、
バッジだけをとっかえるのではなく
レクサス専用車として
日本内外に発表し
ベンツやBMWの様に
世界的にプレミアムなブランドとして認知させていこうと、
そして貧しい生活を余儀なくされてる
一般大衆を尻目にがっぽり儲けようと。(おっと本音が、)
そんな感じでございます。
ブランドのプレミアム化は凄く難しいと言います。
本で読んだのですが、セイコー製時計の話、
ちょっと前セイコーで十万を越える時計が発売されました。
先端技術を惜し気もなく注ぎ込み
素材も吟味を重ねて選んだそうです。
しかし、売れない。
なぜなら人々は
十万以上出すのならば、
ロレックスやら、オメガやらフランクミュラーやらを買う。
無論、機能的に遥かに劣ると解っていながらです。
プレミアムブランドってのはそういうものだそうです。
人々は歴史に裏打ちされた品格に誘かれるんでしょうね。
そんなこんなでレクサスにはまだまだ
基盤となる歴史が足りない。
今度のたまごっちブーム風のLS人気も
蓋を開けてみると
LSの一世代前の車に当る
トヨタセルシオからの乗り換えが8割位。
つまりレクサスの車としてではなく、
トヨタの車として買うって事なのではないかと思うわけです。
ただ、プレミアムになろうとするその努力には舌を巻きます。
レクサスブランド発足から早一年。
いくらレクサスとは言え、
もう中古車は出回ってる頃でしょう。
が、しかし、
雑誌、店頭、ネット上
目立つ所にレクサスの中古を見かけません。
コレは何故か!?
なんと、下取りに回る車、
オークション等に出回る車、
それら人の目に触れる中古車をトヨタが
出来る限り買取ってるそうです。
そしてレクサスディーラーにて人目を忍んで売られるとのこと、
すげー企業努力!
確かに中古車情報誌やネット販売に
レクサスが載ってたら
少し幻滅しそうです。
所有してる方々はその比ではないでしょう。
日本国内初のプレミアムブランド、レクサス。
本物のプレミアムを身に付けるまで
まだまだ時間はかかりそうですが、
トヨタはレクサスに
並々ならない程の手塩をかけているみたいなので
行ける所まで行けるのではないかと、
くろすくんは個人的にも思います。
今後が楽しみですね。
まぁ、くろすくんがレクサスを所持することは
幼稚園児がボーリングの玉で野球をして
レフトスタンドに向かって
特大アーチを描く位ありえない事ですが
一庶民な車好きとして
モータリゼーションが発展していくのを見るのは楽しいことです。
注)一素人がうろ覚えの知識で書いた文章なので
間違いが沢山ある可能性大です。
基本的に信用しないで下さい。
レクサスLS460